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フリーランスのデメリット

フリーランスのデメリット システムエンジニア
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最近、フリーランスが流行っています。

システムエンジニア系だと給料も高くなるので、すごいですよね。社会人3年目で、月収50〜60万がたくさんいます。

 

そういう広告を見て、「フリーランスいいな」「自分もやってみようかな」と思う人もいます。

良いことだと思いますが、フリーランスにはフリーランスなりのメリットとデメリットが存在します。

メリットは「給料が高い」「自分が長く働けば収入が増えやすい」「リモートワークが選びやすい」「休みを自由に選びやすい」などですかね。

 

しかし、フリーランスはデメリットもたくさんあります。

フリーランスのデメリットを知らずにフリーランスを選ぶ人が多いので、フリーランスになる前にデメリットも含めちゃんと調べておくことをオススメします。

フリーランスのデメリットは放置しておけばおくほど大きくなるので、早いうちに知った方が良いです。

 

今回は、フリーランスのデメリットについて説明していきます。

 

目次

フリーランスのデメリット

フリーランスのデメリット

Image by cocoandwifi from Pixabay

 

Twitterでよく見かけますが、「20代新卒フリーランス」と新卒でもフリーランスを選択している人がいます。

行動力については賞賛する部分がありますが、業務の流れやビジネスマナー、顧客の獲得はどうやっていくのでしょうか?

以下のようなツイートを見つけましたが、フリーランスという言葉だけで選択するのは危険です。

しっかりと準備してから、フリーランスになったほうが良いと思います。

 

仕事のクオリティには基準があります。

基準を知らないうちからフリーランスになっても、仕事は来ないです。

 

人の繋がりが減る

会社員をしている時は、自然と上司、同僚、同期、仕事先のお得意様などなど色々な人の繋がりがあります。

そういった繋がりから視野が広がるキッカケもありますし、会社員だからこそのイベント参加・出展などもあると思います。

 

フリーランスになると、会社時代の繋がりがゼロになります。

仕事以外の繋がりを常に自分で作っていく必要があります。しかも、メインの業務をしながら、合間や仕事終わりの時間にです。

企業で言えば、営業活動の一部です。

 

しかし、自分の営業活動の結果、人の繋がりを増やすことに成功すれば、次の仕事・その次の仕事と仕事が続いていくので、フリーランスの仕事の量も増やせます。

ただし、業務後に営業活動するのは、体力的にも時間的にも厳しいので20〜30代のうちに済ませておくと良いでしょう。

 

収入が安定しない

フリーランスのデメリット:収入が安定しない

Photo by Josh Appel on Unsplash

 

毎月の収入が安定しないです。

「先月は50万だったのに、今月は35万だ」なんてことが起こります。

 

ある程度まで経験を積むと安定してきますが、それでも体調を崩したりだったり、コロナで2週間働けなかったりすると収入はダウンします。

実際、システムエンジニアなどの一部のフリーランスは、時間で契約している人が多いです。

そもそも何時間か働く契約(例えば、8時間 x 20日 = 160時間など)でやっている人もいるので、契約時間よりも短くなってしまうと支払いもその分減ってしまいます。

 

体調を崩せないが前提になるので、そもそも日々の食生活や生活習慣まで気にかける必要性が出てきます。

ある意味、生活リズムや自分の健康を考える良いことですが、普段からやっていないとなかなか変えられないところです。

 

確定申告などの事務作業も自分でやる必要がある

毎年2月〜3月の間で確定申告をする必要があります。

確定申告を自分でやるのは、ある種メリットな部分でもありますが、レシートや領収書、売上など全部を1年間しっかりと管理する必要があるので面倒臭いです。

確定申告・所得税あたりを最初かなり勉強することが必須です。

 

また、住民税や年金、国民健康保険の支払いも自分でやります。

毎月の収入からその分を引く計算もしないといけません。

 

1年目だから大丈夫だろうで準備を怠っていると、所得税の支払いでお金が足りず借金することもあります。(実際、お金が足らず借金した話を聞きました)

 

将来性がない

実は一番問題なのは、将来性がなくなっていくことです。

個人の努力にもよりますが、会社員なら40〜50代で役職について収入を伸ばすこともできます。

しかし、フリーランスでは役職もないので、自分でキャリアアップや人の繋がりを増やしながら仕事が来るように努力しなければなりません。

 

40代になった時に「誰もが一度は聞いたことがある」「書籍を出している」などの実績があるフリーランスなら、将来性の部分は問題ないです。

しかし、周りがやっているからでフリーランスをスタートし、業務以外の経験や仕事を増やさないまま40〜50代に突入すると、そもそも仕事が来なくなります。

実際、現場でも何人か見てきましたが、50代でスキルしかない人は案件への参画もなかなか厳しいようです。

 

働きたい仕事から、食うために必要だからやる仕事まで落ちる可能性があります。

若いうちなら良いですが、50代でその状態にはなりたくないものです。

 

さいごに:一番は将来性がないこと

フリーランスのデメリットについてでした。

フリーランスはデメリットのほうが多いと思います。

将来性がないのが一番苦しいポイントです。

50代頃は子どもがいた場合、大学生になる頃なので出費も増える時期です。その時期に仕事がなくなり始めると考えると、ゾッとします。。

 

「営業もできる!」「事務もできる!」「仕事のスキルも十分!」という人には、仕事にとことん集中できるし収入も上がるしメリットばかりです。

しかし、世の中にそのような才能を持ち合わせている人は、なかなかいません。

だから、そういう才能がない人がフリーランスになったら、辛く厳しい状況になると思います。

ちゃんとデメリットも考えてから、フリーランスの道を選ぶのをオススメします。

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